3月20日~21日は、アゼルバイジャンでは Novruz Bayram(ノブルーズ祭り)という春の祭りが行われます。アゼルバイジャン人が大好きなお祭りですので、一ヶ月前ぐらいからみんな色々な準備を楽しくしています。春のシンボルとしてテーブルの上に、この写真で撮った麦の苗を必ず飾ります。ノブルーズのための苗は売っていますが、家で自分で育てるのを楽しみにしている女性が多いです。太陽暦では1月1日になっていますが、古代ゾロアスター暦では3月21日が新年になります。新しい年が健康で楽しい一年になりますようにテーブルの上にクルミや美味しい伝統的なお菓子も置かれます。そして、みんなこの祭りの時には友達や親戚と楽しい時間を過ごしています。
ノブルーズの伝統の中には、焚火の上を飛び越える伝統もあります。焚火の上を飛び越えると、お体や心の中にたまった重さが火の中に落ちる、と言われています。
日本も、20日はお彼岸がありますね。意味と内容は違うと思いますが、国によってそれぞれの伝統がありますね。
カッコいい音楽!
皆さん、こんにちは。
次の、3月27日に行うコンサートのお知らせをいたします。(私は今年の2月~3月間に、仕事でちょっと忙しくなったためコンサートのご案内も遅れてしまってごめんなさい!)
今度は、座間市にある文化センターが主催する小さなコンサートですが、とても楽しくてカッコいいプログラムですよ!四人音楽家仲間でタンゴと、アルゼンチン音楽の一番魅力的で有名な作曲ピアソラの音楽をやります。そして、今度は、タンゴを踊るカップルも参加します!
3月27日、座間市北地区文化センター。会場13時、開演13時半。入場無料。
お時間がありましたら、是非おいでください!(お客さんはどんどん入っているので会場までお電話でご予約してください)。
それでは、お待ちします~
今週
今年の一月から雪が降ってきて、さむくなりましたね。皆さんは、どうお過ごしていますでしょうか?
私は、今週色々忙しかったですが、楽しい一週間でした。
月曜日は、和太鼓をやっている音楽仲間と、日本とアゼルバイジャンの音楽コラボレーションプロジェクトの打合せがありました。カッコよくて、オリジナルコラボ、楽しみ~。決まりましたら、またご案内させていただきます。
木曜日は、東京でやっている「ロシア語教室」の先生に誘われて、ロシア語を習っている日本人の方々と会って色々な楽しいお話しをしてきました。ロシア語を本当に良く頑張っている生徒さんの姿を見て、私も日本語頑張らないといけない!と思いました。
そして、週末には二つの楽しいことが重なりました。土曜日の午前中は、相模原で活躍されている「すとりぃむ」という合唱の伴奏者としてグループの新年会に行きました。本当に明るい雰囲気のこの合唱団は、今年の春からいくつかの演奏会に参加する予定ですので、写真や映像を私のブログにものせるつもりです。同じ日の午後には、北海道に住んでいるアイヌの友達と久しぶりに八王子で会いました。今日はそこで、アイヌの方々がアイヌ文化祭をやっていました。(写真でご覧いただける手作りのものは、アイヌにしかない模様です)。日本文化とまたちょっと違う雰囲気に浸れて、とても面白かったです!
もちろん毎週は同じようなわけにはいきません。仕事で疲れたときもあれば、日常生活で忙しいときもあります。たとえどんな時でも、小さいながら楽しいひと時を作らなければいけないと思います。
アゼルバイジャンの果物
年末大掃除
もうすぐ2016年ですね。この時期、皆忙しくなります。クリスマスプレゼントを用意する、年賀状を書いて遅れないように出す。お正月料理を準備する。そして家の大掃除もする・・・。
私は今年の年末仕事でちょっと忙しくなってきたため大掃除は遅れています。「今日はスケジュールいっぱいでちょっと無理かもしれないけど、明日必ずやる!」という気持ちで毎朝起きていますが、一日はバタバタの中で結局掃除はまだ出来ていない状態です。私の気持ちを分かってくれる夫が何も文句言っていません。ですが、今夜仕事から家に帰ってきたときでした。たたみの上で、写真でご覧になっている作品がありました。お先に帰宅した夫が私の片付けていない洋服を集めて、和室で面白いものを作りました。この可愛い作品の本当の意味は、「家を早く片づけなさい!」だと思いますが、あんまりにも面白い作品でしたので、「片付けていないものをこれからもっと増やした方がいいかも?・・」と私は考えました。(笑)
皆さん、楽しいクリスマスを!
良いお年を!
相模原市でアゼルバイジャンの音楽コンサート
2016、ニューイヤーコンサート
大和国際オペラ協会のコンサート
アゼルバイジャン文化に興味がある日本の学生
2015年10月23日、私は早稲田大学の学生さんたちと会いました。お話しのテーマは、アゼルバイジャンの伝統音楽でした。お話や少し生音楽(ピアノで)、学生さんからたくさんの質問、そして終わったあと皆で、アゼルバイジャンのワインで乾杯。とても楽しい時間、ありがとうございました!
学生さんたちのこのグループは来週アゼルバイジャンに旅行へ行きます。旅行のプログラムを考えて、作ってくださった早稲田大学の先生である毛利ひろあき先生、そしてアゼルバイジャンで協力してくださるバクー大学の先生と生徒さんに感謝しています。
日本人の若い方々がコーカサス文化(音楽)に興味あること、本当に嬉しいです!頭が良くて素晴らしい学生さんの姿を見ると、元々クラシックピアニストの私は日本で自分の国の伝統音楽を紹介するために伝統音楽をもっと深く勉強しなければならない、そしてアゼルバイジャン人で伝統楽器プレヤーの日本で伝統音楽コンサートも出来るとうに頑張りたい、と思いました。
宝塚の魅力
2015年9月東京芸術劇場、10月兵庫県立芸術文化センターで行った、寺山修司の「人魚姫」プロジェクトが無事に終わりました。おかげさまで、本当に良いパフォーマンスになりました。
ここで私は初めて、「宝塚」という日本の劇のことを知りました。宝塚の美しさや宝塚の魅力、宝塚のレベルの高さ、他の劇にない宝塚の独特な雰囲気などが、宝塚歌劇団男役の悠美末ひろさんの素晴らしい演劇に溢れていました。
悠末さんのおかげで、私は宝塚演劇にとても興味をもち、宝塚が好きになりました。10月の14日~18日兵庫で泊まった時、毎日練習そして本番が終わった後、私は早めにホテルに帰っていました。その一つの理由は、ちょっと風邪をひいたこともあったのですが、実はもう一つの理由がありました。神戸地域のテレビ放送で、毎晩宝塚の演劇や宝塚について色々な番組をやっていました。それをどうしても見たくて、ホテルにちょっと早めに帰っていました。
今回のプロジェクトは、私にとって音楽的にとても良い経験になりました。
そして、カッコよくて有名人の悠末さんのいつも笑顔でシンプルな性格に憧れました。「実をたくさん結ぶりんごの木は頭を下げる」、というアゼルバイジャンの古い言葉を思い出しました。