「標題音楽」コンサートについて

2024年6月。今年の6月は、私にとってとても重要な時でした。私の企画した「標題音楽」コンサートは6月8日に神奈川県民ホールで無事に終わりました。音楽家仲間達と一緒に素敵な形で仕仕上げました。実は、この演奏会にはいくつかの大きなポイントがありました。
a/ まずは、コンサートのプログラムには世界初演の作品が入っていました。これは、現代の作曲家ハディジャ・ゼイナロワの「くじゃくのうた」というピアノ組曲と「バッハとムガムの出会い」という弦楽器四重奏でした。
ピアノ組曲は、私の童話のテーマで作られた五つのピアノ曲です。6月8日コンサートで若いピアニストちゃんが弾きました。この演奏、そして私の絵本についてこちらをどうぞご覧ください。
https://musiqi-evi.com/

弦楽器四重奏のための「バッハとムガムの出会い」は音楽的にも難しかったですが、今まで誰もやってない曲だかた参考になれる音源もありませんでした。この状態で弦楽器の四人がイメージを作って一生懸命練習しました。正直言いますと、普段はショパン、ベートーヴェンのような音楽しか聴かない一般なお客様にゼイナロワの曲がつまらい音楽に聞こえると私は心配していました。しかし、コンサートが終わった後、お客様の声を聞いたら、「知らない曲も面白かった」「初めて聴いたけど、ゼイナロワの曲の不思議な雰囲気がなんとかく分かった」のような言葉、嬉しかったです!やはり、作曲家の才能に演奏家の才能が重なると絶対いい演奏になりますね!https://www.youtube.com/watch?v=dQmCGx1VHNc

b/ プログラムには、今回のコンサートのために特別アレンジされた曲もありました。これは、サン=サンスの「タランテラ」と、ガラーエフの「バレエ”七人の美女”よりアダージョ」でした。「タランテラ」リズムの特徴、そして「アダージョ」のオリエンタール風旋律は、それぞれ素敵でした。木管楽器のソリストさん、素晴らしかったです。

https://www.youtube.com/watch?v=bTa3hrGo-zE
そして、サン=サーンスの「動物の謝肉祭」という曲は作曲家の作った元の編成(ピアノ二台とアンサンブル)でお客様にお贈りしました。

https://www.youtube.com/watch?v=ivJ9lITcjwQ

素晴らしピアニスト奈良康佑さんと一緒に私は二台ピアノのためのバルトークのミクロコスモスより「七つの小品」も演奏しました。私の大好きなバルトーク!聴いていたみなさんは、「格好良かった」と言ってくれました。

c/ 2024年中に出版される予定、アゼルバイジャンの作曲家ガラ・ガラーエフのピアノ作品についてお話と音楽の紹介はアゼルバイジャンのピアニストと日本のピアニストの演奏でできました。アゼルバイジャン人の私が感じているガラーエフと日本のピアニストが感じているガラーエフが少し違う。でもその違いが面白い!と改めて思いました。https://www.youtube.com/watch?v=nFE5s_t5T28https://www.youtube.com/watch?v=taBnXWClQUI

d/ コンサートにナレーションも入りました。ナレーションが入る演奏会はよくありますが、今回はナレーションのスタイル、話し方、ナレーターの声の表現まで、コンサートの全体的な雰囲気にぴったり合って、とても自然な形でした。音楽とお話しのバランスがちょうど良い感じでまとまりました。

e/ 今回のコンサートのために、アゼルバイジャンからディアスポラ国家委員会の特別ゲストさんがいらっしゃいました。委員会の会長から、コンサートの主催者サファロバ・グルナラは「感謝状」で授けられました。実は、アゼルバイジャンの文化を日本で紹介するために「感謝状」をもらうことを私は当日、開演直前に知りました!素晴らしいプレゼントでした!私のやっている小さなことが国に認められたというのは、本当に嬉しいです。こちらこそ、感謝しています。そして、これからも頑張りたいと思います。

d/ 6月12日、私は国立国会図書館にお邪魔しました。收集,書誌調整 課長と会って、「全音」楽譜出版社で出版されたアゼルバイジャンの作曲家ガラ・ガラーエフの楽譜のご紹介しました。ドキドキしながら、行ってきました。一歩一歩、アゼルバイジャンの音楽は日本で披露されるように、これからも頑張ります。

本当は、今回のイベントについてもっとお話ししたいですが、言葉で表現できないこともあります。
2024年6月8日コンサートの出演者、関係者のみなさん、ゲストの方々、コンサートのプログラムのデザインから当日のお手伝いまで私の一緒に頑張った大好きな弟さん、そして聴きにきてくださったみなさん、本当にありがとうございました!準備は結構大変でしたが、無事におわりました。そして、心に良い思い出が残りました。
6月8日コンサートが終わりましたが、きっとこれから何かもっと大きな動きの始めではないかと私は信じています。

2024. 6月8日「標題音楽」コンサート

2024年6月8日、神奈川県民ホールの小ホールで「標題音楽」というコンサートが行います。サファロバ・グルナラの「音楽の家」が企画したコンサートです。プログラムには日本初演!、そして世界初演!の曲を本当に素晴らしい音楽家の演奏で楽しんでいただけます。

とても華やかなプログラムです!
・「くじゃくのうた」絵本の紹介と絵本のテーマで現代の作曲家による作られたピアノ組曲の初演になります。当日は、絵本の販売もあります。
・二台ピアノのための美しい作品を、ヨーロッパで学んだピアニスト二人の演奏で楽しんでいただけます。
・管弦楽アンサンブルの演奏で素敵な曲をお贈りします。

曲目は:

サン=サーンス タランテラ (フルート・クラリネットと管弦楽アンサンブル)
メトネル “おとぎ話”より3曲 (ピアノソロ)
ゼイナロワ “バッハとムガームの出会い”(弦楽四重奏)
バルトーク “ミクロコスモス”より7つの小品 (二台ピアノ)
ゼイナロワ “くじゃくのうた”ピアノ組曲 (ピアノソロ)
ガラーエフ バレエ“七人の美女”より“もっとも美しい美女” (二台ピアノ)
サン=サーンス “動物の謝肉 (二台ピアノと管弦楽アンサンブル)


皆様、チケットご予約をお早めに! (割引もありますので、お気軽にお問い合わせを~)

サプライズ

年新の最初にちょっと嬉しいサプライズ!ある日、私は仕事を終えて家に帰ったところでした。冬の寒い夜でした。お庭から中へ入ってみたら、玄関の前に可愛い箱がありました。イチゴでした!このサプライズは、本当に嬉しかったです。私はイチゴを一つずつ丁寧に洗って、頂きました。甘い香りとお味が素晴らしかったです。一日の疲れがとれました。送ってくれた方に感謝です。このイチゴを育ててくれた方にも感謝です。一日が無事に終わった、そして明日はまた新しい日がくることにも、感謝です。みなさんも、毎日を大事にしながら、周りにいてくれる方々を大切にしながらきましょう。

絵本「くじゃくのうた」

明けましておめでとうございます。

2024年になりました。今年は平和で明るい一年になりますように!

去年はみなさんにはどのような思い出になりますか?私ですが、何があっても自分の道でしっかり、前向きですすまないと、思いながら去年も音楽家仲間達と一緒に演奏したり、ピアノを教えたりしました。去年は一番の思い出になることが二つありました。うちの生徒が国立音楽大学へ入学したことと、「くじゃくのうた」というオリジナル絵本が出版されたことです。

入学した生徒さんをこれからも応援します。立派な音楽家になって欲しいですね。

そして、絵本のこと。国際プロジェクトという形で、絵本の中に入っている童話は日本語と英語になっています。そして、中には、童話のイメージで作られた新しいピアノ曲の楽譜も、挟み込んでいます!この曲をドイツに活躍しているアゼルバイジャンの作曲家が作りました。ピアノを弾けない方も、音楽を楽しめます。実は、絵本の後ろに、その曲を私の演奏でQR-コードから聴けることもできます。

私が作った童話はいつか出版されると思いませんでした。このプロジェクトを一緒に仕上げたみなさんに感謝しています。

絵本は、ネット(アマゾン、絵本ナビ、楽天など)で、そして本屋さんにも販売されています。詳しくは、こちらをご覧ください。

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=244399

https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784909749185

童話がお好きなみなさま、音楽がお好きなみなさま、「くじゃくのうた」を是非楽しんでいただきたいと思います。2024年も、面白いプロジェクトが沢山ありますので、お楽しみに!

アゼルバイジャンの作曲家ガラ・ガラーエフの楽譜が日本で発売されています!

2023年は、アゼルバイジャンのクラシック音楽の歴史では大事なステップです。日本で初めて、アゼルバイジャンの作曲家ガラ・ガラーエフの名曲の販売が始まりました!長い旧ソ連の時代の間にロシアの文化に吸収されていたアゼルバイジャンの文化は数十年前にやっと独立になって、世界に広がりました。世界遺産になっている音楽のジャンルであるムガーム、そしてアゼルバイジャンのクラシック音楽は日本でも紹介することは私達アゼルバイジャン人の大事な役割です。この素晴らしい企画に私も少しでも関係していることが、本当に嬉しいです。

日本楽譜出版「全音」のことは少しでも音楽に関係ある方、だれでも知っています。世界でトップの出版社の一つになっているこの立派な出版社は今度、アゼルバイジャンの作曲家の楽譜を作ってくださる、そして販売してくださいます。これより嬉しいことがありません。本当に、感謝です!

ヨーロッパでよく演奏される作曲家ガラ・ガラーエフの作品は今度は日本で広がっていくことは、とても嬉しいです!2023年は作曲家の三曲、弦楽器四重奏の楽譜、そして「七人の美女」と「ドン・キホーテ」のポケットスコアから始め、ガラーエフの素敵な作品を日本の皆さまにもっと紹介できたらと思います。ガラーエフ音楽と今まで関われていない方もいると思いますので、是非聴いてみてください。そして、この素敵な作品の楽譜を是非ご購入していて抱けたら嬉しいです。これからもアゼルバイジャンのクラシック音楽を日本で紹介していきたいと思います。

バクー2023/5. 「ガラ・ガラーエフ」ミュージアムにて
作曲家ガラ・ガラーエフの娘さんと

楽しい一人旅行

久しぶりの一人旅行。今回は熱海に行ってきました。熱海は初めてではないですが、毎回あの空の色とキラキラしている海に憧れています。そして、今回はもっとも楽しい旅行でした!実は、私は泊まったホテルで素敵な方々と知り合いました。親切に私も入らせて頂いた、みんなでカラオケやお話、ホテルのレストランで一緒に朝食など、楽しかったです。そして、お一人の方から聞いたこの言葉が心に響きました: 「人生はいつも楽しいことばかりではないけど、寂しいことの次に必ず楽しいことがくるわ。」 素敵なお言葉ですね。みなさんは私より少し歳上の方々でしたが、心が若くて明るい方々でした!出会えてよかったです。また是非、会いたいですね。