2015年9月東京芸術劇場、10月兵庫県立芸術文化センターで行った、寺山修司の「人魚姫」プロジェクトが無事に終わりました。おかげさまで、本当に良いパフォーマンスになりました。
ここで私は初めて、「宝塚」という日本の劇のことを知りました。宝塚の美しさや宝塚の魅力、宝塚のレベルの高さ、他の劇にない宝塚の独特な雰囲気などが、宝塚歌劇団男役の悠美末ひろさんの素晴らしい演劇に溢れていました。
悠末さんのおかげで、私は宝塚演劇にとても興味をもち、宝塚が好きになりました。10月の14日~18日兵庫で泊まった時、毎日練習そして本番が終わった後、私は早めにホテルに帰っていました。その一つの理由は、ちょっと風邪をひいたこともあったのですが、実はもう一つの理由がありました。神戸地域のテレビ放送で、毎晩宝塚の演劇や宝塚について色々な番組をやっていました。それをどうしても見たくて、ホテルにちょっと早めに帰っていました。
今回のプロジェクトは、私にとって音楽的にとても良い経験になりました。
そして、カッコよくて有名人の悠末さんのいつも笑顔でシンプルな性格に憧れました。「実をたくさん結ぶりんごの木は頭を下げる」、というアゼルバイジャンの古い言葉を思い出しました。