「ちょっと今から仕事をやめてくる」

私は先週、映画を見に行きました。「ちょっと今から仕事をやめてくる」というタイトルの長い映画でしたが、現在日本社会の大きな問題の一つを現していました。仕事をし過ぎること、強い上下関係のせいで職場でずっとストレスの中で休みなし働くこと、職場でイジメや暴力などのようなひどいことは、この映画のテーマです。過労死・・・自殺・・・は今の社会の問題です。仕事は自分の健康、自分の人生よりも大事ですかね?ちゃんとルールをまもらない、てきとうな社会もとても良くないと私は思いますが、日本社会は厳しすぎる感じさせます。例えば、外国人の私にも、アルバイトでやっている音楽の仕事でお休みはとても取りにくいです。「お休みさせてください」というと職場の方が「はい」と言ってくれますが、言葉の表現、そして一緒に働いている周りの方々のちょっと攻めている感じの雰囲気がとても感じています。「みんな働いているのに、なんであなただけ休むの?」のような雰囲気です。文書でうまく伝えられない、目に見えない強いプレッシャーです。毎日強い上下関係の中で仕事をすることは、けっこう辛いですね。

今の若い方々がよく仕事を辞めることを聞いたことがあります。そうですね・・・。せっかく好きな仕事ができる会社に入ったので周りに合わせながら、どこかがまんしながらしないと人間社会の中でうまくいきません。ですので、自分のワガママばかりで何もうまくいきません。ただし、そのガマンをどこまでした方がいい?自分の健康を崩しても、人生の意味がなくなるぐらいまで心にプレッシャーが与えてもガマンするのはいいのかな?・・・と最近はテレビで過労死や自殺のニュースを聴くときに私は思います。「ちょっと今から仕事をやめてくる」という映画を見たときもそう思いました。この映画をたくさんの方々に見て欲しいです。特に、自分に自信ない、心の優しくてちょっと弱い、悩んでいる方々に見て欲しいです。「ちょっと今から仕事をやめてくる」という映画は、人生の本当に大事なところを現しています。